また、キレてるよー。
毎日毎日、よくキレるよねー。
一緒にいるこっちが疲れるよ。
そんな、
- どうして、キレるのかを知る
- キレる上司はこんな人だった
- キレる上司と上手く付き合う
どうしてキレるのかを知ろう
キレるって、なんとなく若者の行動のように捉えられがちですが、そうでもないんです。
人間は、歳を重ねるごとにキレやすくなると言われています。
その理由には、脳の萎縮が影響しているのですが、中でも理性的なブレーキをかける前頭葉が衰えることが原因とされます。
その結果、若い頃であれば『怒ってはいけない』と理性が働いていた場面でも急にキレてしまうのです。
あなたに対して、すぐにキレたり、周囲に対する接し方と温度差があったりと、納得行かない行動が多々みられる上司に対しては『脳機能の衰えによるもの』だと認識して接すると良いでしょう。
これは、誰もが衰えとともに向き合う必要があります。
ちょっとブレイク
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【キレやすい上司の場合】
行動範囲が狭く、自分のデスクや喫煙所を行ったり来たり、同じ業務を繰り返し、同じ本を読むなどが挙げられます。
【キレにくい上司の場合】
仕事を楽しんでいる。常に良くなることを考え、周囲とのコミュニケーションも忘れないなどが挙げられます。
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このように、脳は活発な行動や刺激により活性化されることで衰えを遅らせることが可能です。みなさんも、将来に備え新しいことやクリエイティブなことに挑戦する習慣を取り入れ、『キレる上司』にならないようにしましょうね。
キレる上司はこんな人だった
プライドが高く自分が正しいと思っている
プライドが高く、自分のメンツを大切にしている人は、からかわれたりバカにされたりすると屈辱を感じてしまいます。さらに、冗談が通じないのも特徴で、相手がほんの冗談で言ったことにも過敏に反応してしまいます。
また、視野が狭く、自分の考え方が常に正しいと思っているため、人の考えや行動が自分と少しでも違っているだけで怒りをあらわにします。物事を、自分の物差しでしか推し量ることができないのです。
話題の中心に自分がいないと嫌
自分中心で物事をまわしたいタイプで、ちょっとでも自分以外の人に焦点が当たったり、自分の知らないところで物事が進んでいたりするのが嫌いです。基本的に自分が話題の中心にいないと仲間外れにされたと感じるので、事前に報告や相談がないのも許せません。
そのため、周囲の行動には細かいことまでチェックし、『そこっ?』と思うような小さな部分を重大な問題と捉え、キレてしまうのです。
実はただの小心者
キレるという行動は、自分を大きく見せたいという気持ちが現れたもので、周囲を萎縮させ見くびられないよう振る舞っているのです。
また、自分の会社での立場を利用して、部下へ暴言を吐きます。周囲を恐怖で支配し、統率していると満足した姿は、他者から見れば哀れですが本人は気づいていません。そういう上司は、自分が反撃されないと分かっている相手に対してのみ威圧的に接する小心者です。
自分が適わない相手にはキレることはありません。
キレる上司と上手く付き合う
報告は、不用意な発言に注意し短時間で行う
キレる上司へは余計なことを言わず、淡々と話すことを心がけましょう。気を使って疲れてしまうかもしれませんが、必要以上の発言に気をつければキレられるのを前もって防ぐことができます。
また、内容をわかりやすく短時間で行うことで接する時間の短縮にもなりますし、どの上司に対しても要点を押さえた報告の方が喜ばれるので一石二鳥だと言えます。
サクッと済ませちゃいましょう。
一段上からとりあえず話を聞く
キレる行為は、それだけで自分が無能であることを周囲に公表するものですから、取りあえす話を聞きながら観察すると良いでしょう。
キレていた上司も、あなたへ怒りをぶつけることでストレス発散し、怒りのピークが過ぎると、急に周囲の目を気にして良い人になるパターンが多いです。そもそも、怒りのもとは自分自身のマネジメントが上手くいかずイライラし『キレることで強引に業務を進めよう』としているだけです。
キレるタイミングを知って意図的に流す
上司のキレるタイミングやパターンはある程度わかるようになってくるものです。
このタイミングさえわかれば、『キレるな』と察した時は意図的に流すことが出来ますし、その場を離れる選択肢も選ぶことが可能となります。このような『キレる雰囲気』を察したなら、深く突っこまず、極力刺激しないことでリスクを下げることを意識しましょう。
上級クラスになれば『キレさせない』ことが出来ます。
さいごに
キレる瞬間には、様々な要因とタイミングがあり、その原因が、本人にあるのか周囲にあるのかも状況次第と言えます。中には、これまでにキレたことで自分の状況が好転し、思い通りの結果になったなどの出来事を経験し意図的にキレるような人もいます。
ですが、そのような人に振り回され、あなたが損することはありません。この記事を読んでいただき、キレる人の理由を知り、特徴を知り、付き合い方や思考を帰ることで気持ちが整い充実した生活をし下さいね。
【補足】
一方で、キレる原因が脳の衰えによるものや、病気の症状である場合もあります。この場合には、本人も感情のコントロールが出来ず悩んでいることがありますので、普段との違いや、不自然な行動を見かけたりするかも知れません。
ですので、キレる人に対して『もしかしたら』という気持ちで対応することが必要かも知れません。