みなさんは会社での人間関係は上手くやれていますか?
会社での人間関係が円滑であるほど仕事はスムーズに進みます。
その中でも特に『上司』に可愛がられる、目をかけてもらえる人は仕事において沢山の良い機会とチャンスに巡り合うことができます。
ぜひ、あなたも可愛がられる部下の特徴と方法を身につけ成長の機会を手に入れましょう。
〜可愛がられる部下の特徴〜
- コミュニケーションをとる機会が多い
- 仕事に対して意欲的に取り組む
- いつも笑顔で明るく振る舞う
- 挨拶がきちんとできる
- 身だしなみがしっかりしている
〜可愛がられる部下になる方法〜
- コミュニケーションを積極的にとる
- 言われたことは素直にやってみる
- 進んで雑用をする
- ルールや社内規則をきちんと守る
- アフター5に付き合ってみる
可愛がられる部下の特徴
周囲に可愛がられる部下の特徴は様々ですが、代表的なものを5つあげますので日頃の自分の行動と照らし合わせてみましょう。
コミュニケーションを取る機会が多い
これは、上司にとって仕事ができる、できないに関わらず積極的にコミュニケーションをとる部下の方が『親やすさ』や『親近感』がわき自然と可愛がる対象になるからです。
コミュニケーションの中には、社会人の基本でもある『報・連・相』が含まれます。この行動は、単に『親しみや親近感』ではなく上司からすると部下への教育の良い機会となります。また、上司は部下の仕事に対して、責任を取ったり、業務分配を行う立場にありますので『報・連・相』をすることは上司の仕事を助けることにもなるのです。
中には、コミュニケーションよりも仕事ができる方が重要だと思う方もいるかもしれません。
しかし、仕事を進めていく上では周囲と良い関係を保つことが大切になります。人には感情という部分があり部下への態度に差がでてしまうこともあり得ます。だからと言って、気に入られるためのコミュニケーションは逆に不快感を与えてしまうこともありますので『相手のことを知りたい』という気持ちを忘れないようにしましょう。
仕事に対して意欲的に取り組む
逆にいうと、仕事に対して意欲がない人は上司に可愛がられることはありません。
どんな仕事に対しても意欲的に一生懸命取り組む人って応援したくなりますよね。
上司からしても同様です。
少々ミスが多くても、意欲的な部下は可愛いと感じるものです。また、意欲があれば指導方法でいくらでも成長することができるため将来の戦力として期待感も高まり大切にされます。
ただし、意欲的な部分を上司に伝えることも重要になってきますので、コミュニケーションを通して会話からアピールしてみましょう。
いつも笑顔で明るく振る舞う
可愛がられる人の共通点はなんといっても笑顔でいることです。
笑顔が多ければ、印象がよく上司もあなたに近づきやすくなります。逆に暗い表情をしていると『仕事が嫌なのか?』と感じてしまったり『嫌われているのか』と勘違いしてしますことも。
どんなに暗い職場でも、ニコニコ笑顔で明るい社員が一人いるだけで、気持ちが楽になることがありますよね。それだけでいつも笑顔でいてくれる人は職場にとって貴重な存在なのです。
また、笑顔の人の周りには自然と人が集まるので、その人を中心に墓の人同士の関係も良好にしてくれます。
挨拶がきちんとできる
挨拶がきちんとできている人は、『真面目』や『礼儀正しい』というイメージを持たれやすいですよね。
とくに日本では年上の人ほど、『若手がしっかり挨拶できているか』を重視する傾向があります。そのため、『おはようございます』や『お疲れさまでした』と言えない人は、『可愛くない』と思われる場合が多いでしょう。
逆にみんなから可愛がられる人は、挨拶をとても大事にしています。年上からの好感度が高いのはそのためです。
職場や社内はもちろん、取引先などの方への挨拶も非常に重要で、きちんとした挨拶は、相手に好印象を与え仕事をスムーズに進めるための良いスタートにつながるといえます。
身だしなみがしっかりしている
身だしなみがしっかりしていて清潔感のある人は外見が良く、見ていて気分が良いものです。加えて、デスク周りが綺麗にされていると、仕事ができるイメージにもつながり、丁寧にものを扱う人として上司からの評価も上がります。
また、メラビアンの法則をご存知でしょうか?
『人は初対面の相手を93%は見た目で判断している』と発表しています。
営業職など、全く面識のない人と接する機会が多い人の場合、身だしなみを整え第一印象をよくする事は、その後の仕事に関わってくる大事なポイントとなります。上司の立場で、客先へ同行するなら清潔感のある方を選ぶことになりますから、おのずど仕事のチャンスがめぐってくる訳です。
可愛がられる部下になる方法
今からでも遅くない。この5つを意識して信頼関係をつくることからはじめよう!!
コミュニケーションを積極的にとる
コミュニケーションは絶対に必要な行動になりますので、積極的に行いましょう。
上司と話をするなんてとネガティブに考える必要はありません。少しづつでも良いので仕事の相談などをしてみましょう。上司も声をかけられて嫌な気持ちにはなりませんし、若手に頼られることは嬉しいことと捉える場合の方が圧倒的に多いです。
そして、段々と打ち解けてきたら休憩中にプライベートの話をするなど、少しづつ距離を詰めることができれば仕事面でも更に良き相談相手となり信頼関係へと変わっていきます。
言われたことは素直にやってみる
当然、なぜこれをやるのか?といった疑問が浮かぶ場合もあるかと思います。ですが『本当にこの作業必要?』や『ただ業務押し付けられてる』などといったネガティブな感情は胸にしまって、とりあえず取り組みましょう。
どんなことに対しても、言われたことを素直にやっているという姿勢は周りからちゃんと評価されます。そして、その行動を積み上げることで『この人は言ったことをきちんとやってくれる人』と思われるようになります。
そうすれば、次第に信頼関係へと変わっていくでしょう。
進んで雑用をする
雑用は『誰でもできる仕事』です。それがゆえに熟練者が行う場合には会社にとってはコストがかかったといえるのです。
また、雑用は放っておいても経営に影響を与えるものではないため放置されがちです。
これこそがチャンスなのです。
この雑用を『誰が』するのか、案外言い出せないものです。そんな時に若手のあなたが自らの意思で進んで雑用を引き受けたとしたらどうでしょうか。責任感や協調性のある人として評価されます。
協調性のある人は、周囲のバランスをとってくれるキープレーヤーとして上司から信頼される存在になります。
ルールや社内規則をきちんと守る
ルールや社内規則を守ることは、信頼関係の要になりますので確実に行っていきます。
逆に、ルールを守れない人と信頼関係を気づくなんてことはあり得ません。
これらは社内に限らず、人として生活していくうえでも沢山のルールや法が存在しており、その全体を対象とします。
プライベートだから関係ないということはありません。例えば、極端ですが『飲酒運転・スピード違反・信号無視』など交通ルールもその一つです。何でもかんでも全てルールを守れというとストレスも増えてしまうかもしれませんが、『誰かのために』の気持ちで行動することは『自分のため』につながっていきます。
ルールや規則を守る人は、仕事に対しても誠実な人として信頼を得ることができます。
アフター5に付き合ってみる
また、アフター5(飲み会など)の付き合いが良い部下は上司に可愛がられる傾向にあります。
アフター5の時間では、上司・部下ともに仕事では見えない部分を互いに見ることができます。これにより、いつも厳しい上司が『実は奥さんには頭が上がらない人(笑)』だったり、意外な趣味や特技を持っていたりと新しい発見とコミュニケーションの機会となります。
そして、アフター5には今回ご紹介した要素が全て含まれているんです!!
例えば
よろしくお願いしまーっす!
お店や時間を決めたり、食事中も色々な会話を通してお互いのことを知ることができます。
②言われたことを素直にやる
上司のオススメ品は一回食べてみる。上司行きつけの店なら、おさえたいポイントです。
③進んで雑用をする
メニューの注文や、料理の取分け、お酒をつくるなど、気が利く視野の広い人を意識します。
④ルールや規則を守る
集合時間前に到着するなど、時間を守る人はポイント高いです。
なんとなく、簡単に行動を書いてみましたがどうでしょうか?
最後に
今回は、以下の内容をご紹介しました。
〜可愛がられる部下の特徴〜
〜可愛がられる部下になる方法〜
あなたは、どれくらい当てはまるものがありましたか?
そして、これから取り組めそうな方法はありましたか?
上司から可愛がられる部下は、仕事を覚えるチャンスや沢山のアドバイスをもらったりと多くのメリットが得られます。
可愛がられることが全てとはいえませんが、あなたにとって仕事のしやすい環境作りにお役に立てば幸いです。