私自身はといえば、『薪ストーブをどれにするのか?』の前に『薪ストーブは必要か?』で随分
悩んだ事を思い出します。石油スートーブあるのに薪ストーブいるっ?みたいなね(笑)
先に結論言っちゃいます!! まじで最高です!! この冬味わっちゃおうぜ!!
1. なぜ薪ストーブは最高なのか
①暖をとるなら間違いなく最強だから!!
薪ストーブは、薪を燃やした熱を本体と煙突部分に蓄熱させることで空間を暖めることが出来ます。薪ストーブの熱効率は非常に高く、暖房器具の中でもダントツの効果を発揮すること間違いなしです!!私自身の体験では雪中でもテントの中ではTシャツでしたよ笑。それでも快適でした。
②テント内で炎を眺めることが出来るから!!
ここが、私の中で薪ストーブ導入を決めた最大の理由です。当然のことですが、テント内で焚火は出来ませんよね。逆に寒いなか外で焚火し続けるのも嫌ですよね。そんな問題をズバリ解決してくれます。テント内で揺らめく炎を眺めながらお酒を飲むんです。ウィスキーにチーズとか雰囲気抜群です。チビチビやるんです。
③調理器具としても使えるため一石二鳥!!
これも重要なんですけど、当たり前ですが熱源ですから調理出来ます。しかもダンパー調整で火加減調整も可能なので大体のことには対応します。焼酎に日本酒、熱燗で2合なんつって(笑)しかも、ストーブ次第で上部の面積も違いますから、色々利用出来ます。煙突に近い方が温度が高い傾向にあるので手前で湯沸かししながら煙突側で焼き調理します。それに加えてストーブ腹下で保温出来るので一石二鳥どころか三鳥です。
参考ですが、私の薪スト朝食は、コーヒー沸かしながらながらウィンナーとスクランブルエッグ作ってストーブ下でパンを保温する一石三鳥のホットドックです!!薪スト完璧です!!
2. でもでも、当然デメリットもあります
①とにかく嵩張る
これに関しては石油ストーブであっても持ち運びには場所をとります。コンパクトに収納出来るものも有りますが、本体に煙突に保安部品(ガードや固定器具)と結構嵩張るんですよ。石油ストーブであれば本体と燃料のみで済みますよね。薪ストだと更に薪まで持参であれば超大変です!!
②設営・撤去に手間が掛かる
順番としては、テント設営後に組み立てる場合が多いと思いますがテントの保護という面でガードを取付し煙突転倒対策でワイヤー固定をしなければいけませんし、耐熱ガードを周囲に設置したりと手間が掛かります。またテント内で使用するため一酸化炭素中毒を避けるため警報器を設置するなど安全対策も必要です。
③熱を帯びるため片付け前は余裕を持って
私も初の薪スト時に体験しましたが、朝起きて火入れし暖をとっていました。いざチェックアウト時間が迫り片付けをしようとしたら熱くて片付けられないんですよ(笑)石油ストーブも一緒じゃないか?って思われるかもですが違うんです!!煙突バラしたり本体を解体したりと触れる機会が多いのです。好きじゃないとって感じ…。
④燃しっ放しはNG
もちろんですが、石油ストーブに比べて消費が早くシビアな調整も出来ませんので就寝後には消えてしまいます。また、前項で書いたように一酸化炭素中毒の危険もありますから濃度系の設置や換気も忘れずに!!
⑤薪代が結構掛かる
自分の場合は、大体一回のキャンプで薪を3束程消費します。薪の相場が800円/束すると考えれば1回のキャンプで薪代を2,400円使うことになるのです。安く買って持参も良いですが、現地で購入出来るキャンプ場の場合には荷物が嵩張ることを考慮し高価でも現地調達を選択することも多いはずです。
3. それでも薪ストーブを使いたい
不思議ですが、デメリットが愛おしくなるんです。煙突の設置だって、手間の掛かる片付けだって、運搬時の嵩張りようも….全部、炎の揺らめき眺ながらお酒飲んだらチャラなんですよ。むしろプラスなんですよ。手間が掛かるほど可愛いもんですし、あの雰囲気を経験したら薪ストしたいからキャンプするようになります。
4. ここで薪ストーブについて知りましょう
①本体材質違い
大きくは、鉄製とステンレス製に分かれます。更に最近では軽量と耐久性からチタン製も扱うメーカーも増えています。私も、コンパクト性と軽量主義のためチタン製を選びました。それぞれに特性があります。鉄製は、ステンレス製に比べ安価ですが、耐腐食性に劣ります。逆にステンレス製は高いですが耐久性に優れ長持ちするということです。チタンにおいては、耐腐食性に加え軽量である事から使用されるユーザーが増えています。ただし価格が高価となるため、購入については自分にとってのメリット、デメリットを検討する必要が有ります。高いですが、チタンなら焼き色も楽しめますよ!!自分色に染めたくないですか!?
②煙突位置の違い
これも重要な要素の一つですが、ストーブによって煙突の抜き出し位置が異なりますので自分の使用するテントとの相性も考えなければいけません。これが、間違ってしまうとテント内のストーブ位置に影響が出るため非常に使いにくく危険を伴うことが予想されます。まずは、しっかり配置等のレイアウトを考え本体購入+オプションが必要であれば購入しておく事をオススメします。
③収納サイズの違い
薪ストーブでは、煙突を本体内部に収納出来るか否かでコンパクト性に大きく違いが出ます。これは運搬時の荷積み大きく影響が出ますから重要だと言えます。また、専用ケースが付属していないストーブであれば市販品等代用出来るものを探しておく必要があります。
④ガラス窓の違い
私としては、前項で述べた通り炎を見たい訳ですからガラス有りは当然の選択でしたが、ここも重要な選択です。なぜかというと、テント内の暖まり方、熱効率でいえばガラス無しの方が良いからです。ここも好みとなってしまう部分ですので購入の際には検討する必要が有りますね!!後からガラス仕様に変更出来るモデルも有りますが基本は後から変更出来るものは少ないです。
⑤投入出来る薪のサイズ
薪ストーブには種類が多く有りますが、それに伴いサイズも様々です。同じモデルでもサイズを3パターンラインナップしているものも有りますし、モデルごとにサイズが異なる場合もあります。コンパクト性を重視して市販サイズの薪が投入出来ず薪割りの手間が発生する可能性だって有ります。自分の優先順位が何なのか考えてチョイスする必要がありますね。市販の薪は大体35cm〜40cmだと言われていますね。ちなみに、私自身はコンパクト性が最重要でしたが、結局薪割りの手間を考えて市販の薪サイズが収まるを基準に一番小さいモデルを選定しました。
5. それではメーカー毎に見てみましょう
1)キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
新潟県にあるパール金属株式会社が2012年にスタートしたアウトドアブランドです。当初はバーベキューコンロや食器の販売がメインでしたが、現在ではテントや寝袋などのアウトドア用品も幅広く展開。キャプテンスタッグの薪ストーブはコンパクトで使いやすく、アウトドア用品メーカーならではの技術が活かされています。
2)ホンマ製作所 クッキングストーブ
キャンプでバーベキューをするのにおすすめの薪ストーブ。本体のカラーはミリタリーグリーンで味わいがあり、デザインもおしゃれです。取っ手が付いていて持ち運びにも便利。バーベキューやクッキング用としてだけではなく、釜戸を囲んで暖炉としてもあたたかく過ごせます。本体サイズは直径35×高さ42.5cmで、重量が約6kg。エビ曲・半直筒・T笠・目皿がそれぞれ1個付属していす。
3)アネヴェイ(ANEVAY) フロンティア ストーブ プラス
おしゃれなデザインが魅力の薪ストーブ。洗練された見た目は非常にスタイリッシュで、世界的にも人気を集めるモデルです。脚部が折り畳めるため収納や持ち運びにも便利で、脚部は必要に応じて2段階の高さ調節も可能。天板部分も広く、調理がしやすいのも魅力です。
幅28×奥行47×高さ23cmと、コンパクトながら奥行きがあるので長めの薪も使用できます。重量は16.5kgで、5本の煙突も付属しています。おしゃれで使い勝手のよい薪ストーブを探している方におすすめのモデルです。
4)オージーピッグ(Ozpig) 薪ストーブ ファイヤーサイドエディション 78000
調理をするための機能性に優れた薪ストーブ。鍋やヤカンなどがセットできる鉄板プレートが2枚付いており、料理によって使い分けが可能です。また、煙の排出や空気の流れを調節するダンパーも装備。ダンパーの開閉によって煙と炎の流量が調節できます。
煙突も含めた本体のサイズは、幅58×奥行54.8×高さ159.8cmで、重量が18.63kg。エルボー煙突や煙突2本、ダンパー付き煙突、レッグ4本、延長レッグ4本などの調理に便利なアイテムも付属しています。
5)テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) ウッドストーブMサイドヴュー
高機能かつ高品質のステンレス製薪ストーブです。本製品は、高さ2400×幅526×奥行570mmのMサイズ。ソロや2人での使用に適したモデルです。材質は高品質のSUS304を採用し、錆びにくくてお手入れが簡単。脚の展開もワンタッチで行えるほか、ロックも自動でかかるので安心です。
本製品は、暖をとるだけでなく調理も可能。天板の丸蓋を外せば、直火での調理ができます。空気調節が可能なため、火力のコントロールも簡単です。正面と左右にはガラス窓を搭載し、火力のチェックもできます。
本体横にはバタフライ型の棚を搭載。料理の保温や焚き火ツールを吊るしておくのに役立ちます。収納時は、高さ200×幅228×奥行380mmまでコンパクトに。専用ケースも付属しているため、キャンプ場への持ち運びもラクラクです。
6)G-Stove Heat View 本体セット
収納性と耐久性に優れた薪ストーブです。材質はステンレスを採用しているため、お手入れが簡単かつ頑丈なつくりになっています。付属している煙突・煙突蓋・灰落とし用スクレーパーは、すべて本体内部に収納が可能。脚も折りたたみができ、薪ストーブをコンパクトに持ち運びたい方におすすめです。
扉には耐熱ガラスを搭載し、使用中に本体内部の炎を確認できます。空気調節口を利用すれば、炎のコントロールもできて便利です。ストーブ内に溜まった灰は、付属のスクレーパーを使って取り除けます。
本体上部に鍋やフライパンを乗せれば、調理も可能。燃焼効率と煙のはけも良好で、万能に使える薪ストーブす。
6. 私の愛用ストーブはこちら
POMOLY T1 チタンテントストーブ
- 【GR1チタン製】高耐熱性で調理に適した最も高い耐食性を持つGR1チタンを使用しています。
- 【ガラス製の窓】両面の耐热ガラス窓によりゆらめく炎をゆっくり楽しめます。
- 【強化された本体】変形しにくい、平たく設計で熱を平均に受けることがてきます。
- 【折り畳み式脚】简単に折りたためる脚で安定に设置することが出来ます。
- 【ストーブテントの配合使用】ストーブテント内部の銀メッキは熱の流失を減らすことができます。冬でも快適なキャンプを楽しめます。
- 【高い热伝导率】テント内の温度を早く温めることが可能です。上部で湯を沸かしても时间がかかりません、10分以内にホットコーヒーを飲めます。
- 【多用途】肉や野菜の焼き物に広く使われています。
- 【大活躍】このチタン製のキャンプストーブはアウトドア冒険家の一番いい選択です。
- 防刃手袋は、チタンストーブのチューブを巻く際に傷を防ぐためです。
種類 折り畳み式薪ストーブ 重量 3.9kg 折りたたみサイズ 38 x 22 x 9cm ストーブ本体サイズ 38 x 22 x 18cm 組みたちサイズ 38 x 22 x 29.5cm サイドガラスサイズ 30 x 10cm 煙突の長 (巻き状態) <span “=””>24cm 煙突の長(展開状態) 2m或3m 煙突の直径 约6㎝ 本体材質 1mmチタン(GR1 / TA1) 部品材質 304ステンレス
7. まとめ
長々と、ご覧頂き有難う御座いました。最後は私の愛用ストーブをゴリ押しした内容なってしまってすいません。決してまわしもんでは御座いませんので(笑)
さて、今回記載しました薪ストーブのメリット・デメリットは如何だったでしょうか!?この投稿を読んで薪ストーブを是非使ってみたいと思って頂ける方がいらっしゃいましたら幸いです。そして数多くの種類やサイズが有りますので、見た目で選ぶも良し、機能で選ぶも良し、コスパで選ぶも良し、また何より現在使用されているテントとの相性で選ぶのも重要です。まだまだ奥の深い薪ストーブですね。
私はこの冬、現在使用しているポモリーT1の更にコンパクトサイズを狙っています。ニヤリ
Pomoly TIMBER Mini LONEWOLF902 チタンテントストーブ
薪ストーブが重量2キロってのが魅力的です!!しかも焼き色カッコいいし!!
では、皆さんも楽しいキャンプライフを。
※薪ストーブの使用には十分に注意する必要がありますので使用方法を守り安全にご使用下さい。